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近年,メディアで取り上げられることになったお正月の一大イベント,箱根駅伝。
2024年は第100回記念大会となり,より一層の盛り上がりが期待されます。
第100回箱根駅伝の注目選手は誰でしょう?
箱根駅伝を楽しむためにも,注目選手について事前に学んでおきたいですよね。
この記事では,箱根駅伝の注目選手について紹介します。
第100回の箱根駅伝の出場大学は?
第100回箱根駅伝は,シード校10校と予選会を勝ち抜いた13校を合わせた23校が出場します。
- 駒澤大学 58年連続58回目
- 中央大学 7年連続97回目
- 青山学院大学 16年連続29回目
- 國學院大学 8年連続17回目
- 順天堂大学 13年連続65回目
- 早稲田大学 48年連続93回目
- 法政大学 9年連続84回目
- 創価大学 5年連続7回目
- 城西大学 2年連続18回目
- 東洋大学 22年連続82回目
- 大東文化大学 2年連続52回目
- 明治大学 6年連続65回目
- 帝京大学 17年連続25回目
- 日本体育大学 76年連続76回目
- 日本大学 4年ぶり90回目
- 立教大学 2年連続29回目
- 神奈川大学 2年ぶり54回目
- 国士舘大学 8年連続52回目
- 中央学院大 2年ぶり23回目
- 東海大学 11年連続51回目
- 東京農業大学 10年ぶり70回目
- 駿河台大学 2年ぶり2回目
- 山梨学院大 4年連続37回目
第100回の箱根駅伝の注目選手は?
駒澤大学の注目選手は,佐藤圭汰(2年生)と鈴木芽吹(4年生・キャプテン)
まずは,優勝候補筆頭の駒澤大学です。
昨シーズンは,出雲・全日本・箱根の学生三大駅伝を優勝しました。今シーズンも出雲駅伝,全日本大学駅伝で優勝しています。
全日本大学駅伝では,1区から先頭を譲らない完全優勝でしたね。
2年連続で学生三大駅伝を優勝すると,史上初です。期待してしまいますね。
そんな,絶好調の駒澤大学を牽引しているのは,佐藤圭汰(2年生)と鈴木芽吹(4年生・キャプテン)です。
駒澤大学 佐藤圭汰
- 洛南高校出身
- 1500m・3000mの高校記録保持者
- 2023年のアジア大会5000m/13分39秒18で6位入賞
- 2023年出雲駅伝/2区 区間賞
- 2023年全日本大学駅伝/2区 区間新記録
世界の舞台でも活躍している佐藤圭汰。出雲駅伝で区間賞,全日本で区間新の活躍で,今シーズン好調といえるでしょう。
2023年は,体調不良で出場できなかった箱根駅伝。きっと,リベンジの想いが強いでしょう。どんな走りをするのか楽しみです。
駒澤大学 鈴木芽吹
- 佐久長聖高校出身
- 10000m27分41秒68
- 2023年箱根駅伝/4区 区間3位
- 2023年出雲駅伝/6区 区間賞
- 2023年全日本大学駅伝/7区 区間3位
出雲駅伝では,アンカーの6区で区間賞を獲得し,ゴールテープを切りました。全日本では,田澤廉の区間記録を上回るペースで走っていました。よいイメージをもって箱根駅伝を迎えられますね。
2023年箱根駅伝は,準エース区間の4区を走った鈴木芽吹。2024年は,どこの区間を走るのでしょうか。
中央大学の注目選手は,吉井大和(4年生)
2023年の箱根駅伝で2位だった中央大学。優勝候補の一つといってよいでしょう。
中央大学の注目選手は,吉井大和(4年生)です。
中央大学 吉居 大和
- 仙台育英高校出身
- 2022年箱根駅伝/1区 区間新記録
- 2023年箱根駅伝/2区 区間賞
- 2023年全日本大学駅伝/3区 区間11位
吉井大和の箱根駅伝の活躍は記憶している方も多いのではないでしょうか?
2年生では,1区での大逃げの走り。そのまま逃げ切り,2007年の東海大・佐藤悠基が記録した最古の区間記録を更新しました。
3年生では,2区で駒沢大・田沢蓮と青山学院・近藤とのつばぜり合いが見物でした。2人を抑えてての区間賞は圧巻でした。
しかし,2023年の出雲駅伝は,当日のエントリー変更で欠場。チームも7位に終わっています。
全日本は,5位で襷を受けるも,中盤のペースが上がりませんでした。結果は,区間11位。
今シーズンは,調子が上がっていません。少し,心配ですね。
4年生としての意地を見せられるか,箱根駅伝男に期待してしまいますね。
青山学院大学の注目選手は,若林宏樹(3年生)
2023年度のチームテーマを「All For Green ~軌跡と躍進~」とし,王座奪還をねらう青山学院大学。
2023年の出雲駅伝では,5位でした。ちょっと,元気がないと思っていました。
しかし,2023年全日本では,意地の2位。駒澤を阻むのは,やっぱり青山学院大学ですかね。
そんな中,青山学院大学の注目選手は,若林宏樹(3年生)です。
青山学院大学 若林宏樹
- 洛南高校出身
- 2022年箱根駅伝/5区 区間3位
- 2023年出雲駅伝/3区 区間3位
- 2023年全日本大学駅伝/1区 区間8位
2022年箱根駅伝では,ルーキーながら5区の山登りに出場し,区間3位の好走でした。終始,安定した走りをしていたことが印象的でした。
2023年箱根駅伝では,故障や体調不良ため,欠場。山登りでの活躍を期待されていたのに,残念でした。原監督も「若林の欠場が誤算だった」と話をしていました。
2023年全日本では,1位で4kmからスパート。後半に,追い超され8位となってしまいました。
2024年は,山登りで出場するでしょうか。1年生からのパワーアップした姿に期待です。
國學院大学の注目選手は,平林清澄(2年生)
2023年の箱根駅伝で4位だった國學院大学。5年連続シードを獲得し,安定した成績を残しています。
そろそろ,初優勝をしたいと思っているはずです。
國學院大學の注目選手は,平林清澄(3年生)です。
國學院大學 平林清澄
- 福井県立美方高校出身
- 2022年箱根駅伝/9区 区間2位 (5人抜きの快走,従来の区間記録に6秒差)
- 2022年学生ハーフマラソン 優勝 1時間01分50秒
- 2023年箱根駅伝/2区 区間7位 (6人抜き)
- 2023年出雲駅伝/6区 区間4位 (1人抜き)
- 2023年全日本大学駅伝/7区 区間賞
1年生の箱根駅伝から活躍している選手です。平林といえば,順位を押し上げてくれる選手です。
2023年の全日本では,中央大学の湯浅とのつばぜり合いが面白かったですね。駒澤の鈴木芽吹を抑えての区間賞は,立派でした。
10000mの自己ベストが27分55秒15と自力も十分です。「男・前田」監督がどこの区間に配置するのか楽しみですね。
順天堂大学の注目選手は,三浦龍司(4年生・キャプテン)
2023年の箱根駅伝で5位だった順天堂大学。出場回数64回,11回の総合優勝経験もある伝統校です。
順天堂大学の注目選手は,三浦龍司(4年生)です。
順天堂大学 三浦 龍司
- 洛南高校出身
- 3000mSC 日本記録保持者 2020年東京オリンピック 日本人初の7位入賞
- 2021年箱根駅伝/1区 区間10位
- 2022年箱根駅伝/2区 区間11位
- 2023年箱根駅伝/2区 区間13位
- 2023年全日本大学駅伝/2区 区間8位
オリンピック選手であり,多くの方がご存じのはず。でも,駅伝の成績はあまりぱっとしていません。
本人が一番悔しかったはずです。キャプテンとして迎える最後の年。優秀の美を迎えられるか注目です。
東京農業大学の注目選手は,前田和摩(1年生)
予選会を総合11位で通過し,10年ぶりに箱根駅伝の切符を手に入れた東京農業大学。
久しぶりに,大根おどりが見られますね。
予選を通過できたのは,ルーキーの前田和摩のおかげといっていいでしょう。
東京農業大学 前田 和摩
- 報徳学園高校出身
- 10000mU20 歴代2位 28分3秒51
- 2023年箱根駅伝予選会 日本人トップ(個人9位)
- 2023年全日本大学駅伝/2区 区間3位
いきなり,予選会で日本人トップとはものすごい成績です。
全日本駅伝でも,ルーキーとは思えない堂々とした走りでした。個人的には,箱根駅伝では1区を走って欲しいと思っています。
今から楽しみです。
城西大学の注目選手は,山本唯翔(4年生)
2023年の出雲駅伝で3位,全日本駅伝で5位とまずまずの成績を残している城西大学。
箱根駅伝の最高順位6位を上回る可能性が高いです。
城西大学の注目選手は,山本唯翔(4年生)です。
城西大学 山本唯翔
- 開志国際高校出身
- 2022年箱根駅伝/5区 区間新
- 2023年出雲駅伝6区 区間3位
- 2023年全日本大学駅伝/8区 区間5位
2023年の5区で区間記録を樹立した選手です。「山の妖精」というあだ名が付いています。
このあだ名は,薄暗い山道を白い帽子をかぶった山本選手が,ひょういひょい進んでいくことから付いたそうです。
おそらく,5区で出場するでしょう。昨年の記録を塗り替えられるか,注目です。
まとめ
この記事で紹介した学生以外にも,注目選手はまだまだいます。
今後も箱根駅伝当日まで,注目選手の情報を更新していきたいと思います。
学べば学ぶほど楽しむことができるのが,箱根駅伝ですよね。
きっと第100回大会でもドラマが生まれるでしょう。学生の精一杯走る姿を見ることが待ち遠しいです。
普段は,第3のビールを飲んでいる私も,正月は箱根駅伝ラベルのサッポロを飲みます。午前中から飲むことができる唯一の二日間です。第100回大会という記念大会です。ビールを飲みながら,箱根駅伝を応援しましょう